弁護士費用が払えない

弁護士費用が払えない、それでも借金整理ができる理由

サイゾウ

 

このページでは、弁護士費用が払えないから、借金整理に踏み切れないという状態の人に向けて書いています。

 

弁護士費用を用意できなくても、専門家の力を借りて借金の減額や帳消しを実現できることも珍しいことではないので、ぜひチェックしてみてください。


弁護士費用が払えない、と考えなくていい!

もうこれ以上払えない、という状態になって弁護士などの力を借りたいと考えても、
弁護士費用が払えないという理由で、借金整理に踏み切れない人は少なくないと思います。

 

貸金業者に返済する余裕が1円もないような状況の中にいるわけなので、
どんなに雑巾をキツくしぼっても一滴の水も出てこないのと同じ状態かと思います。

 

でも、実際の借金整理(債務整理)では、弁護士費用を用意できなくても
専門家の力を存分に借りて問題を解決している事例はいくつもあるので、
そのことが理由で足踏みしているのは、かなりもったいないとサイゾウは思っています。

 

「弁護士費用が払えないのに専門家に依頼できるなんて、ありえない!」と思うかもしれませんが、
それができてしまう事情を具体的に説明していきたいと思います。

 

弁護士費用はこうやって調達できることも!

借金の整理をする時にいちばんはじめに何をするかというと、
正確な借金残高を確定することです。

 

それは、単純に複数の業者に残っている借金を合計するという単純なことではなくて、
引き直し計算というちょっと複雑な計算をして未払いの借金を確定します。

 

引き直し計算についてはこちらのページで詳しく解説していますが、
カンタンに言うと、過去に払い過ぎていた利息を元金から差し引いて、
本当の残高を出す計算です。

 

引き直し計算でお金が戻ってくることもある

引き直し計算をすることによって、借金残高はグッと減るのですが、

長い期間、返済をしていたような人だと借金をゼロにできたり、
場合によっては、過払金(かばらいきん)といって、
払い過ぎていた利息が借金残高よりも多いために、お金が戻ってくることすらあります。

(※過払金の詳細はこちらで解説しています)

 

「でも、それって業者とハードな交渉をしないとダメでしょ?」と思うかもしれませんが、
最高裁判決で過去にさかのぼって取り戻せることになっています。

 

過払金があれば、業者は倒産しない限り返還しないわけにはいかないので、
そうやって手にできたお金の中から弁護士費用を払うことも出来るわけです。
実際にそういう人は少なくありません。

 

過払金がなくても弁護士に依頼するメリットは大

「もし、過払金が発生しなかったら、どにみち弁護士費用を用意しないといけないでしょ?」
と思う人がいるかもしれません。

でも、その点もサイゾウはクリアできると思っています。

 

弁護士側としては、そもそも返済するお金がない人ということを承知のうえで
仕事を引き受けます。

 

なので、美的に言えば債務者を助けるという使命から、
少しイヤらしく言えばライバル事務所との競争という事情から、

弁護士費用を後払いにしたり、分割で払える事務所も増えてきています。

 

弁護士費用がかかるとしても、今まで業者に支払ってきた月々の返済に比べたら、
比較にならないほどの少ない負担で済ませることができます。

 

もっと重要な事があります

実はサイゾウは、「もし過払金がなくても弁護士費用は最悪、分割で払えるからいいでしょ?」
ということを言いたいわけではありません。もっと重要だと思っていることがあります。

 

というのも、過払金の有無に関係なく、弁護士に依頼するメリットは
ムチャクチャあるからです。

 

僕ら個人では太刀打ちできない業者相手でも、弁護士が窓口になることで、
交渉は有利に進めていくことができるのですが、
さらに普段から債務整理を多く扱っている弁護士ならではの交渉術が思わぬ展開を生みます。

 

例えば、将来の利息をカットする条件を業者に飲ませたり、
一括返済することを条件に大幅な減額を勝ち取ったりなど

債務整理の交渉術を知り尽くした専門家だからこそ普通にできてしまうことがあります。

 

たとえ弁護士費用がかかるとしても、そに金額を何十倍も上回るレベルの借金が減るとすれば、
弁護士費用が払えないという理由で、借金苦を放置しておくこと自体がもったいないことです。

 

もし、10万円出せば確実に後になって100万円もうかることが分かっている状態で、
10万円を払わない人はいないはずです。

 

20万円の出費で500万円の借金がチャラにできることが分かっていて、
その費用を払わない選択をするのは、普段1万円札で鼻をかんでいるような
お金の感覚がおかしくなっている人以外はいないはずです。

 

弁護士費用についても、それと同じことが言える、とサイゾウは思います。

 

柔軟に対応してくれる専門家は多く存在するので、
費用の支払いについて卒直に話して相談してみるのがなにより大事だと思います。

 

 

 

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