奨学金返せない

奨学金を返せない、そんな時におさえておきたい3つのこと

サイゾウ

 

このページでは、奨学金を返せないという事態になった時に知っておきたいことをまとめています。

 

返済できない奨学金問題を少しでも良い方向へ導くための具体的な方法も紹介しているので、チェックしてみてください。


奨学金を返せない人ってどのくらいいる?

本題に入る前に、奨学金を返済できない状態にある人が一体どれくらいいるのか、
その実態を見てみましょう。(興味のない場合は先へ進んでください)

 

時々、メディアで奨学金を返せなくなる人が年々増えている、
という報道がされることがあります。

 

増えているのは確かですが、奨学金を利用する人も増えているので、
返済できなくなる人の割合はあまり変化していないようです。

 

ただ、だからと言って「悪化していないんだね」と言いきれるわけではありません。

 

というのも、一般の銀行や消費者金融の多重債務者が年々減少しているのに、
健全な借金であるはずの奨学金の返済率がずっと変わらないのは、
ちょっと異常な状態だからです。

 

日本学生支援機構の資料によると、
本来返済されるべき金額に対して実際に返済された金額(返済率)は約80%です。

残りの20%は返せない状態にあるという事実にサイゾウは驚きでした。

 

そして、ここでのポイントは、世の中の多重債務問題が改善に向かう流れにあるのに、
奨学金の債務問題はというと、一向によくなる気配がないという点です。

 

もし「奨学金を返せないのって俺だけ?」と思っているのなら、
そんなことはなくて、石を投げれば当たるくらいの確率で同じ境遇の人がいるのが実態です。

 

返せないとどうなる?

では、奨学金を返せない状態が続くとどうなるのか?という点を時系列にしてみましょう。
日本学生支援機構の場合こうなります。

年5%の延滞金が課される

奨学金の返済が遅れると文書と同時に電話でも督促が来て、
その間、延滞金をとられることになります。

いわゆるブラックリストに載る

実際にはブラックリストというものは存在しませんが、
滞納して3ヶ月すると個人信用情報機関に、奨学金が返済不能になっている事実が登録されます。

 

もしそうなると、将来的にローンやクレジットカードの利用ができなくなる
といった影響があります。

財産を差し押さえられる

督促に応じない、というか返したくても返せない期間が長期(9ヶ月程度)になると、
財産の差し押さえといった法的措置が取られます。

 

そして、裁判までいくとほぼ確実に敗けてしまうことになり、
裁判所から奨学金を返済するようにという厳しい命令が下されることになります。

自己破産すれば返済から開放される?

ちなみに自己破産すれば、奨学金の返済から逃れることができます。

ただ、奨学金という借金が消滅することはありません。

 

というのも、通常、奨学金を利用する際には保証人や連帯保証人を立てるので、
そちらに支払いの請求がいきます。

 

結局、自己破産をしたとしても身内に返済義務が移るだけで、
借金自体がなくなるわけではありません。

 

救済策はないの?

ここまで読んでくると、「奨学金を返せなくなったら打つ手がないってこと?」
と感じてしまいますが、救済がないわけではありません。

 

あまり認知度は高くないですが、日本学生支援機構のには2つの救済制度があります。

それは、奨学金の月々の返済を半額にする「減額返還」と、
奨学金の月々の返済を一定期間待ってもらう「返還期限の猶予」という制度です。

 

年収300万円以下という条件(経済的な理由の場合)があるので、
全ての人が利用できるわけではないですが、何もないよりはまだましかもしれません。

 

「でも、俺の場合、その制度を使っても立ち直れないレベル」だとか、
「年収制限に引っかかって利用できない」という人もいると思います。

 

そういう場合は、ひとりで悩んでいるうちにどんどん悪化の道をたどってしまうので、
次で紹介することを参考にしてもらえたら、とサイゾウは思います。

 

専門家に無料匿名で相談できる

奨学金を返せない状態になった時、まじめな人ほど誰にも相談しないでひとりで抱えてしまいます。

 

それは人に迷惑をかけたくないという気持ちからのケースが多いと思いますが、
そういう時こそ専門家を味方につければいいと思います。

 

すぐ下で紹介しますが、今は法律専門家に無料、匿名で相談できる環境があるので、
それを使わないのはもったいないと思います。

 

ましてや、奨学金を返すために、消費者金融で借金を考えるほど追い込まれている場合は、
相談できる人がいることだけでも心の支えになります。

 

もし奨学金の他にカードローンやキャッシングなどの借金があれば、
それも含めて整理するアドバイスを受けることができます。

 

相談したからといって、正式に依頼しないといけないことはないので、
気軽に相談してみると良いと思います。

 

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借金減額診断サイトへアクセスすると、1つめの質問がすぐ表示されるのでそっけないですが、余計な広告がなくすぐQ&Aに入る無駄のなさは、サイゾウ的には好感が持てます。ざっくばらんに相談すれば、何か糸口が見つかると思います。


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