おまとめローンのデメリット

おまとめローンが自分の首をしめる、その理由とは?

サイゾウ

 

このページでは、借金返済に迫られた状況で利用する場合のおまとめローンに潜む落とし穴について解説しています。

 

今、中小・中堅消費者金融などのおまとめローン業者を探している場合には、立ち止まってチェックしておきたい内容です。


おまとめローンが自分の首をしめる?

借金が多くなった時に事故防衛のカードとして使われるのがおまとめローンで、
低い借入金利で借り換えできる、返済が1社になるので負担が減る、
といったメリットがあります。

 

ただ、置かれた状況によっては、メリットがないどころか、
デメリットになりかねないシロモノだとサイゾウは思っています。

 

返済を続けていくこと自体に問題がない人で、
単に「金利が低いところに借り換えたい」とか「借入先を一本にして返済管理を楽チンにしたい」
といった場合なら、おまとめローンはメリットがあります。

 

でも、状況が180度違う借金返済を迫られて追い込まれた状態の場合は、
デメリットにしかならないと思っています。

 

家で例えたら、築50年経って住めそうもないムチャクチャ古い家を、
大黒柱にガタが来ていることに気付かずに、
見た目だけ整えたリフォームをして満足するのに似ています。

 

リフォームの半年後に柱が傾いてきて、結局、家を解体するハメになるのと同じように、
借金返済が破綻する時期を先送りするだけの意味しかないのが、
おまとめローンのもうひとつの顔だとサイゾウは思っています。

 

「オレは前者のケースだから問題ないね」という場合はスルーしてもらえばいいですが、
返済を迫られておまとめローンを検討しているのなら、なぜサイゾウがそう断言するのか、
その理由を続けて読んでみてください。

 

借金が減るわけではない

おまとめローンを組むと、返済に迫られなくなるのでホッとしますが、
借金が減ったわけでも無くなったわけでもありません。

 

それって当り前じゃないか!と思うかもしれませんが、
実際におまとめローンで借金を一本化してみると勘違いしやすい点です。

 

返済すべき業者が1社だけになり、月々の返済額が少なくなると
借金が減ったと勘違いしやすくなります。

 

借入先が変わっただけで残高はそのままで、
むしろ返済期間が伸びて返済にしばられる期間が増えるというデメリットすらあります。

 

債務整理をすれば、自己破産という最強カードを使わなくても、

借金残高のおおむね1~2割を返済すれば残りは免除になることは珍しい話ではありません。

 

そのことを考えると、マジメにおまとめローンを組むことが、
いかに自分で自分の首をしめる選択になるのかがはっきりします。

 

審査に通りにくい

おまとめローンは、誰でも審査に通りそうなイメージのわりに、
意外と通りにくいという実態があります。

 

融資する業者側の立場で考えると分かりやすいのですが、
信用情報機関を通じて多重債務状態にあることはお見通しです。

 

そんなリスクのある顧客に対して「はい、喜んで!」と快くお金を貸すのには
ちょっと無理があります。

 

通常の申し込みよりも審査ハードルが高いというのがおまとめローンの実情なので、
審査が通らないストレスを抱えるだけ損だと言えます。

 

もともと払う必要のなかった債務を背負うことになる

おまとめローンは、もともと払う必要のなかった債務を自ら背負うことになる、
と言っても言い過ぎではありません。

 

というのも、おまとめローンで借りた資金で、複数の貸金業者の借金残高を
一括返済することになります。

 

「おまとめ」する前に引き直し計算すれば借金残高が減ったり、
場合によっては過払金でお金が戻ってくることもあるので、
それをみすみす自ら放棄しているのと同じ形になります。

 

業者側にしてみれば、引き直し計算で減額されたり、過払金を取り戻されることなく、
借金をまるまる全額返済してもらえます。

 

業者にとっては、これほどありがたく、おいしい話はありません。
おまとめローンは、借入先の貸金業者を喜ばせるだけです。

 

後から任意整理するのは時間と手間のムダ

おまとめローンを利用する人の中には、とりあえずおまとめローンでしのいでおいて、
その後で債務整理する手がある!と考える戦略家もいます。

 

でも、いずれ債務整理するとしたら、
おまとめローンはムダな時間とエネルギーを使うことにしかなりません。

 

それに、借金の一本化をしてしまうと、今まで返済してきた借金の詳細が分かりにくくなって、
後々、債務整理する時に扱いにくいものになってしまいます。

 

債務整理でどのくらい借金が減るのか?がすぐ分かる

サイゾウは以上の理由で、返済に迫られている状況なら、
おまとめローンで回避するのはなく債務整理を選択するのがベストだと考えています。

 

でも、「いきなり弁護士などの専門家に相談するのは、ちょっと勇気がない」
という人がほとんどだと思います。

 

でも、たとえそうだとしても、
債務整理でどのくらい借金が減るのか、を知っておくだけでも大きな意味があると思います。

 

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